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五島と椿
五島って、どこにあるかご存じですか?
福岡から見て南西方向、長崎港から西へ約100kmのところに位置し、無人島も含む大小152の島々で成り立っている
中国や韓国との国境にある離島です。対馬暖流の影響で、夏は涼しく冬は暖かい海洋性気候のとても過ごしやすい地域です。
ターコイズブルーの海は、非日常の世界を演出してくれます。
「玉の浦」という名の椿
「まぼろしの椿」と呼ばれる銘花 ”玉の浦”
奇跡的な美しい白い覆輪が特徴です。初めて発見された場所が玉之浦という福江島の西部の地域で、その地名から名付けられました。世界中の椿愛好家の注目を集め、愛されている花です。
ツバキの防風林とカタシ
五島では住居や耕地の防風林に、常緑樹で潮風に強いツバキがカタシ(ツバキの実の方言)採取もかねて植えられました。また集落に近い傾斜地や里道、畑道の縁のツバキも保護されました。雑木の伐採、捕植、間伐、剪定、つる性植物の除去など、不断の手入れがカタシの豊作を生み、その油は天ぷら油、整髪料、刃物の錆止めなどに使われ、経済や文化に島民の生活をうるおしていました。
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